研究テーマ_cum W

心から応援いたします。

1.私の研究環境
私に状況は国際経営学部内で学科長や他の教員がおそらく
ストレスや過労で手術や入院をするものが1年間に
3人程度出現し始めています。私自身、去年は
十二指腸潰瘍が胃カメラで見つかり、治療を致しました。

2.英語論文のための研究
現在、2つの研究を進めております。

1)先日の先生との会話でinspireされることろがあり、
コースの定理を起点としてリバータリアンに対し
彼らの理論体系の基盤をなす「外部性」の概念の
問題点を指摘し、ひいてはコースの定理の現実世界に
おいての有用性を厳しく検証したいというのが
本音です。この方向でどの程度数学を用いることが
できるかの見通しは現時点ではないのですが、
数学の力は比較的若くして衰えるという話も
聞きますので58歳、59歳の間に数学の勉強を
かなり熱心にすることを始めております。

論文のアウトラインが見えてきたら和田先生と
分担体制についてご相談させて頂きたく存じます。


2)先日管理会計学会全国大会で発表したのは
毎年、年度末にあらたな業績や社会貢献を
報告することが学内で義務づけられたので
久しぶりに発表を行いましました。
このテーマについてはまず、経済学史で
功利主義が過去の経済学者の思想の中で
どのような位置を占めていたのか、
果たして彼らは自分の研究の哲学的基盤を
明確に意識していたのかということを
テーマに英語の論文を執筆することを
計画しております。
また、歴史的流れを踏まえ、不確実性が
増している現在、リスクに関連するコストに
関心がますます高まると思うのですが、
この問題にきちんと取り組むにはコルモゴロフの
構築した確率理論で切り捨てられた部分を
明らかにすることが大事であると考えています。
実際、確率を哲学的に研究する分野が特に
非常に発生確率の低い事象についてどのように
解釈するかということについて研究がなされて
いるようですので、この点を追求することを
考えております。

3.英語論文
英語論文をnative checkなしで書く練習を
しており、そのため英語の本を1000冊
読むことを目標として読書をする一方で
英文のエッセイを書く練習をしております。
数年後には、native checkの役を果たす人工知能
出現しているかもしれませんが、そうなると
私たちnon-native speakerの発信が大変楽に
なるのではと密かに期待しております。

長文になり恐縮ですが、今後とも
長い目で見守っていただけると
大変ありがたく存じます。

 


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>多忙な時期にすみませんでした。
>
>また、お気遣い頂きましてありがとうございます。
>
>私は夏に北ドイツのエッセン大学に共同研究でいきましたが、テーマは企業の生
>産性と効率性分析に取り組みました。
>
>そして、こちらの方は一応まとまりそうです。
>
>ということで、科研費も受けていませんし、何ら制約はございませんし、時間的
>な余裕もありますので、
>
>矢澤先生のペースにお任せしたいと思います。時間がかかっても問題ありません
>ので、
>
>無理をなさらないように、くれぐれもご自愛下さい。ご負担にならない範囲で、
>少しずつでも進めていくというのではいかがでしょうか。
>
>よろしくお願いします。
>
>