心の休め方

人が幸せに生きていくためには「適度に休む」習慣が絶対に必要です。
(「まえがき」より)

仕事に行き詰まったとき、
人づき合いがわずらわしくなったとき、
自分に自信が持てなくなったとき…etc.
日々暮らす中で、心が騒ぐときは誰にでもあるものです。

そんなときに実践したい、ラクになるコツ・幸せになるコツは
ともかく、とりあえず、「立ち止まってみる」ことなのです。

「休み休みしながら生きる」という、
意外なことに誰も教えてくれない「心を休める方法」が満載! 
本書を読むひとときもほっこり休まる、ゆる~い4コママンガつき。


第1章 幸せな人は、休み休みしながら生きる
第2章 気持ちがイライラしたときの心の休ませ方
第3章 「焦らない」「急がない」で生きていく
第4章 「心配しない」「不安に思わない」で生きていく
第5章 レジリエンスを高めるための方法
第6章 「争わない」「怒らない」で生きていく
第7章 迷いを吹っ切って生きる
第8章 人間関係に疲れたときの心の休ませ方
エピローグ 自分に自信を持てなくなったときの心の休ませ方

 

仕事に忙殺されている人、人間関係に悩んでいる人、我が身の不遇を嘆いている人・・・そんな人たちに読んで欲しい。
 難しいこと、説教がましいことは書かれていない。1日で読了できる本である。
 簡単な方法で心を休め、英気を養う方法がいろいろと書かれていて参考になる。
 人生は長い、ゆっくりと行こうではないか。

 

心身の健康のためには、体だけでなく心も休めなければならない。
でないとストレスまみれになっていく。下手をすると「うつ」だ。
かといって「心を休める」いわゆるリラックスさせる大切さは、
多くの人がわかっていても出来ないことだと思う。

本書は、著者自身も悩みながら書いているように思える。
だから、押しつけでなくすっと心に迫ってくる。
もちろん「休ませる習慣88」がすべて「そうだ、そうだ」ではない。
しかしそのうちいくつかでも、心に響けば本書は充分に存在価値がある。

それこそ心を静かにして読んでみると、
意外な「気づき」がある、めっけもんの1冊である。
ゆるいイラストもなかなか、いい。

 

休むことが大事なのはわかっていても
 
なかなか休めないのが日本人です。
 
人はよく
 
この仕事を終えてから休もうと、言うが、
 
その仕事の途中でこまめに休むことが大切、
 
とまえがきにあります。
 
こまめに取る分には
 
まとまった時間も必要ありません。

 

「50分がんばったら、
 
一休みする習慣を持つ」
 
小中学校の授業は大抵50分です。
 
それも合理性があるのでしょう。
 
90分授業というのもありますから、
 
そこはケースバイケースで。
 
また「心の記録をつける」ことを
 
勧めています。
 
3分でできる範囲でいい、
 
自分が感じたことを書き残すといい、とあります。
 
 
集中しっぱなしでは、かえって効率悪いです。
 
精神的にも追い詰められてしまいます。
 
心を休めながら生きた方が、幸せになれるのです。、