気にしない練習

人生は、「気にしない」ともっとうまくいく。

仏教は「いい人になれ」なんていってません
◆お世話や親切は“しっぱなし”がよい
◆「ま、そういう考え方もあるよね」でうまくいく
◆いちいち「意味」を考えない
◆「私をわかってほしい」が、心の器を小さくする
◆信頼していた人からの裏切りは「ありえるもの」
◆うつうつしたときは、こう考える
◆みんな「自分のこと」で精一杯なのです
◆電話、メール、SNS……つながりすぎない
◆あなたの出番は、いつか必ずやってくる
……etc.

ベストセラー『般若心経、心の「大そうじ」』の著者が説く、
毎日にもっと“安心感”をつくるヒント。

人生には、気にしないほうがいいことが、たくさんあります。

でも、「気にしない人」になるには、ちょっとした練習が必要。
本書では、うつうつ、イライラ、クヨクヨ…から抜け出し、
晴れ晴れとした毎日をつくるための心のトレーニング法を、
仏教的な視点から紹介します。


■目次

・1章 もっと「鈍感力」を磨く

・2章 それは、あなたの「考えすぎ」

・3章 うつうつした時は、こう考える

・4章 比べない、責めない、引きずらない

・5章 人生をシンプルに変えるヒント

・6章 「今」「ここ」を大事に生きる

 

お寺の住職さんが実践している、仏教の教えを日常に取り入れて心穏やかに過ごせる簡単にできるヒントを教えてくれてる本。

この本に書かれてあること全部実践できたならかなりストレスの少ない心穏やかな日々が送れるようになると思います。

全部できなくても興味のあるところとか悩んでいたところから取り入れてやってみると、それだけでも目の前に広がる世界が変わること間違いないです。

仏教の教えは心理学、中でもアドラー
ゲシュタルト森田療法認知行動療法に繋がるところがたくさんあります。最近では、禅がマインドフルネスとして逆輸入(?)されてブームです。

この本に書かれていた

「"ありのままの自分を認めよう"
とは、弱い自分を自覚し、
それを何とかしたいと
思っている自分を認めようということ。」

という言葉が、まさに今現在の私に当てはまり、今の自分にOKを出すことができました。

 

最初に書かれている「ネガティブなことを心に焼き付けてしまう人」、まさに自分自身のことです。

ネガティブな性格というわけではありませんが、過去の思い出したくない心象風景こそ心に焼き付けてしまう。
過去は気にしたって変えようがないのに、です。

私にとっては特に第3章はとても参考になりました。
第3章はネガティブな感情への対処の仕方が書いてあります。
生きていく上で苦しいことの一つは、自分がネガティブな感情に支配されることがあること。

また、他の人の怒りのエネルギーって不快なものです。
自分が怒りのエネルギーを発散しているのも楽しいことではありません。
そんな時どう考えればいいのか。
本書に書かれていることを怒りに駆られているときは実行できなくても、心にとめているだけで大分違うのではないかと思います。
題名通り、「練習」が必要ですね。

細かく一つ一つこんなときはどうしたらいいかと書かれていますので、自分の感情や他人への対処に困ったら、この本を開いてみたいと思います。

目次が分かりやすく細かく分かれており、Kindle版だと目次をタップするとその個所を開くことができるので、心の平安を得たいときに該当箇所を読むことができて便利です。

5つ星のうち4.0将来のことは妄想しない
仏教とは、予防学だと。
悩みの答えを提示すると。

たとえば、
人に冷たくされた
悪口をいわれた
流行のものについていけない
将来のことをら考えると

そのような悩みは個人的であるように思います。

しかし、実は古来から悩まれていふし、
どう対処されればよいか、かかれているのです。

この本は、わかりやすく、悩みの解決のヒントがかかれています。